2013.08.29 Thursday
八戸の朝市
先週末、どうしても見ておきたかった
八戸市の館鼻岸壁朝市に行ってきた。
これは、3〜12月の間、毎週日曜に開催されている
八戸でもっとも規模の大きな朝市だ。
観光課の資料によれば、夜明けと共にはじまり
毎週1〜3万人が訪れるとか。しかも出店数は350を数えるという。
夜明け前に本八戸駅近くのホテルをクルマで出て朝市へ。
市内はほとんどクルマも人もいない。
しかし朝市が近づくにつれ、どんどんクルマが増えてくる。
そして、空が赤くなりはじめた漁港に到着すると
すでにたくさんのテントが張られていた。
しかも駐車場はどんどん埋まってゆく。
そして、カメラ片手にふらふら。
いい臭いに釣られて、いろいろと食べてみた。
この朝市のすごいところは、食のバリエーションが豊富なこと。
特産の生魚や採れたての野菜はもちろん
郷土料理の煎餅汁や豚汁なんかもある。
さらに、揚げ物専門店、ブイヤベースを出す店、
そして、コーヒー焙煎所が出店した淹れたてコーヒー、自家製パンなど。
中華、インド料理、韓国料理だってある。
もちろんおにぎりなんかも売っているから、
あらゆる組み合わせの食事を楽しめる。
しかも恐ろしいことに味のレベルが強烈に高いのだ。
素材がいいうえ、青森の人のホスピタリティが
この朝市のクオリティをハイレベルにしているのだろう。
正直、この朝市は世界に誇るべき日本の遺産だと思う。
ファーマーズマーケット+フィッシャーマンズマーケット。
ほんと素晴らしかった。また行きたいな!

港の向こうから太陽が上る頃には客も大勢。

炭火焼、メチャうまです。

出汁がいいとブイヤベースも濃厚に。

蒸かしたてのとうもろこし。試食させてもらったら、極うまでした。

地元の方が多いのか、パンなんかもかなりレベルが高い。

コーヒーを出す店も多い。アイスコーヒーまで淹れたてを楽しめる。

嘘のような値段。

持ってけドロボー状態。

朝日に照らされた湯気が食欲をそそります。

地元のお母さん(”かっちゃ”というそうです)の典型的な買い出しスタイル。

揚げ物店も人気。

その場で干して売ってたり。

カニも安い。しかも美味しいのだ。平カニが旬です。

魚の種類も豊富。

こんなものも。

フルーツも新鮮。

これはオマケ。
小舟渡という場所にある海辺の食堂でいただいた2色生ウニ丼。
シーズン最後の生食を堪能した。
絶品です。